MENU

抵抗力と免疫力ってどう違うの?上げる方法は?

抵抗力と免疫力の違いを知っているという方はかなり少ないのではないでしょうか。確かに日常生活を送る上ではあまり耳にしませんし、知る機会は少ないですよね。

 

 

 

抵抗力と免疫力にはどんな違いがあるのか、またそれらを高めるにはどんな方法が役に立つのか、しっかり丁寧にご紹介します。

抵抗力と免疫力の違い

医師でも混同している方が多い抵抗力と免疫力の違い。皆さんはご存知でしょうか。名前は違うけど、基本的には同じ意味を持つ言葉だと理解しているという方も多いかもしれませんね。

 

 

 

しかし、抵抗力と免疫力では指しているものに大きな違いがあります。抵抗力とはウィルスや細菌が身体に侵入してくることを防ぐための体力や、たとえ入り込まれたとしてもしっかり撃退できる力のことです。

 

 

 

一方、免疫力はそもそも入り込んできたウィルスや細菌にまったく悪さをさせない抗体の仕組みや働きを指していると言えるでしょう。

 

 

学術的に言うなら抵抗力は「自然免疫」、免疫力は「獲得免疫」と言い換えることが出来ます。子供の頃などは特に顕著ですが、体質によって風邪やインフルエンザになりにくい方がいらっしゃいますよね。これは元々身体に備わっている自然免疫の力、つまり抵抗力が強い方の特徴です。

 

 

 

しかし、歳を取るにつれてほとんどの方が子供の頃に比べると身体が強くなり体調を崩しにくくなります。それはなぜかと言うと、元々の自然免疫に加えて、様々やウィルスや細菌を体験することで、それらに対して免疫が出来たからです。これは獲得免疫の力と言えるでしょう。

 

 

 

つまり、抵抗力とは持って生まれた身体の強さ、免疫力とは経験によって作られる身体の強さ、とすることが出来るでしょう。

抵抗力や免疫力を下げてしまう原因

老人になると免疫力が下がる、ストレスによって抵抗力が弱まるなどと聞いたことはないでしょうか。身体に不具合が起きると連鎖的に体調を崩しがちになるというのはよく聞く話なのではと思います。

 

 

 

ここでは特に抵抗力や免疫力が落ちてしまう原因となるものをご紹介します。老化など避けられないものもありますが、普段心掛けておけばしっかり対策できるものもありますので、しっかりチェックしてくださいね。

老化

 

抵抗力や免疫力を大きく下げてしまう原因のひとつが老化です。基本的に抵抗力や免疫力は生まれたときは弱く、成長するにつれて上昇すると言われています。ところが、20歳以降はまた緩やかに弱くなっていくのです。

 

 

 

具体的には40歳では20歳前後の半分程度、70歳を超えると全盛期の1割ほどの抵抗力・免疫力になってしまいます。

 

 

 

確かに高齢者はノロウィルスやインフルエンザなどに罹ると重症化しやすいですし、癌などの重い病気が見つかるのも40歳以降に多いですよね。

ストレス

 

病は気からとはよく言ったもので、精神状態が健康ではないと、それに釣られて身体の健康も損なわれてしまうようです。

 

 

 

多少のストレスであればむしろ身体が強くなるという研究報告もありますが、基本的にストレスはため込んでしまうと身体にとって害となります。

 

 

 

過度なストレスが溜まると、自律神経やホルモンバランスを崩す原因なり、それらが崩れると抵抗力や免疫力の働きは次第に弱まってしまうのです。

冷え性

 

冷え性は女性にありがちな病気として認知度が高く、重症化しない限りはそこまで目立った自覚症状もないため放置されがちです。

 

 

 

しかし、冷え性はあらゆる病気を引き起こす原因となりかねないため放っておくのは良くありません。というのも、体温が1度下がると抵抗力や免疫力は40%ほど弱まってしまうのです。

 

 

 

冷え性持ちの方で、しょっちゅう風邪を引いているという方や流行り病に罹りやすいという方は抵抗力や免疫力が落ち込んでいる可能性が高いため注意しましょう。

抵抗力や免疫力の低下によって発症する病気

抵抗力や免疫力の低下によって発症する病気は何も風邪やインフルエンザなどの比較的軽い病気だけではありません。

 

 

 

身体を守るそれらの力はどんな病気やウィルス、細菌を撃退するにも必要なものですから、働きが弱まってしまうと当然大きな病気を防ぎにくくなってしまいます

 

 

例えばなどは抵抗力や免疫力の低下によって起こる病気としては最も厄介な病気のうちのひとつと言えるでしょう。

 

 

 

そもそも癌細胞が発生すること自体は何ら珍しいことでは無く、健康な人でも一日に5000個程度の癌細胞が生まれているとされています。

 

 

 

心身ともに健康な状態で抵抗力、免疫力がしっかりと機能している場合は、NK(ナチュラルキラー)細胞と呼ばれる免疫細胞が癌細胞を撃退してくれるため、問題ありません。

 

 

しかし、裏を返せばNK細胞が上手く機能しないほど抵抗力や免疫力が落ちてしまうと、癌細胞の増殖を許してしまうということになります。特に冷え性を患っている場合は注意しておかなければすぐに癌に侵されてしまいかねません。

 

 

 

というのも、冷え性を患っている方は抵抗力・免疫力が低下してしまっていることが多いです。40歳前後では抵抗力・免疫力は全盛期の半分ほどになってしまうとご説明しましたが、それに加えて冷え性による抵抗力・免疫力の低下が重なると癌になる可能性が飛躍的に高まってしまいます。

 

 

 

これは癌に限ったことだけでは無く、糖尿病や白血病、腎臓病などでも同じことが言えます。これらの病気は直接抵抗力や免疫力と関係があるわけではないのですが、抵抗力・免疫力が弱まっていると、病気の進行を食い止めることが出来ず、重症化しやすくなってしまうのです。

抵抗力・免疫力を上げる方法

ヨーグルトを食べる

 

ヨーグルトは腸内環境を改善してくれる食べ物であるため、健康に関心が高い人やダイエットをしている人に人気ですよね。意外に思われるかもしれませんが、そんなヨーグルトには抵抗力や免疫力を上げる効果があるのです。

 

 

 

あまり知られていませんが、免疫細胞のほとんどは腸内に存在していると考えられています。ところが、腸内に悪玉菌が増えると免疫細胞の働きが弱まってしまうのです。

 

 

 

そこで役に立つのがヨーグルトというわけなのですね。ヨーグルトには乳酸菌をはじめとする腸内環境を整えるために最適な成分がたくさん入っていますから、おいしく毎日食べるだけで抵抗力と免疫力を底上げできるでしょう。

ストレスを溜めない

 

前述のようにストレスは確実に人間の身体を蝕みます。ストレスに加えて慢性的なストレスを抱えているという方は特に注意した方が良いでしょう。

 

 

 

心身共に弱っているときは免疫細胞もまた弱っているため、癌などの大きな病気を引き起こしやすくなっています

 

 

 

特にガクッと抵抗力・免疫力が下がる40歳以降の方は一気に身体の調子が崩れかねないため注意してくださいね。

冷え対策

 

冷えは女性に多い病気ですが、自分は男性だから大丈夫と油断してはいけません。そもそも冷えが女性に出やすいというのは、男性に比べて女性の方が筋肉の量が少ないから言われていることであって、遺伝的なものや構造的なものを原因としているわけではないのです。

 

 

 

最近は男性でも女性以上に細い方が多いですから、そんな方が歳を重ねると冷えによる抵抗力・免疫力の低下を招いてしまいかねません。

 

 

 

ストレスと同様に冷えはあらゆる病気の原因となりかねませんから、薄すぎる服を着ない毎日湯船に浸かるジャンクフードを控えるなどして対策しておきましょう。

まとめ

抵抗力や免疫力を適正に保つことは私たちの身体を守るためにとても重要です。それらの力は若い頃から気を付けておかないと、歳を取ってから取り戻そうとしても難しいですから、まだ若いという方でも今から気をつけておいてください。

 

 

 

また、ある程度歳を重ねた方の場合は早急に抵抗力や免疫力を高める必要があります。ご紹介したストレスの解消・冷えの改善などは即効性の高い対策方法ですので是非取り組むようにして下さいね。